こんにちは!くまらぼです。
我が家に起きたちょっとした事件について、これから数回に分けて書いていきます。
事件が起きたのは昨年末のこと。
夜ごと見知らぬ不審者が我が家のインターホンを鳴らしていくという問題が起きたのです。
幸い大きなトラブルに発展することはなかったのですが、最終的には警察を呼んで問題を解決してもらうという結果になりました。
解決した今となっては「たいしたことなかったじゃん」とも思えるのですが、トラブルに直面していた当時は本気で怖かったです。
自宅の玄関前に見知らぬ不審者が立っているのは相当怖いものです。
僕の直面したトラブルの解決方法を見て、同じようなトラブルに遭遇している人の参考になればとも思います。
それでは、我が家が直面した不審者トラブルと、その解決方法について書いていきます。
自宅に不審者が訪ねてきたらどう対策するか?毎晩のようにインターホンを鳴らす不審者が来た話とその撃退方法
インターホンを鳴らす見知らぬおばさん
我が家は築20年ほどの賃貸マンションです。
オートロックではないので、誰でも建物内に入ることができますが、マンションの敷地は独立していて道路などに面しているかんじではないので、むやみに人が出入りするという雰囲気ではありません。
また、インターホンはモニターホンではなく、訪問者を確認するにはドアの覗き穴から確認することになります。
最初に不審者が現れたのは、夜の9時頃、家で食後にのんびりとくつろいでいるとき突然インターホンのチャイムが鳴りました。
ドアの覗き穴から訪問者を見てみると、まったく見覚えのない、50~60代と思われる中年の女性が立っています。
勧誘や営業の訪問が多いので、我が家では基本的に見知らぬ人の訪問は無視することにしています。
我が家に訪ねてきた中年女性は、パッと見た感じではなにかの営業という雰囲気ではなく、宗教の勧誘のような印象を受けました。
夜の時間帯ですし、無視することにします。
この日は2回ほどチャイムを押して、すぐに帰っていきました。
夜の同じ時間に何度も訪問してくるように
この女性、このあと2~3週間ほどにわたり頻繁に我が家を訪ねて来るようになります。
来るのはだいたい1日か2日おき。
しかも来るのは必ず夜の9時前後という同じ時間帯です。
最終的に、トータルで10回くらい訪ねてきたのではないでしょうか。
最初の頃は「宗教の勧誘の変なおばさんだから無視しとこう」くらいの気持ちでいたのですが、こう何度も訪ねてこられるとだんだん気味が悪くなってきます。
マンションの僕が住んでいる部屋の前へ来るには、他の部屋の前を通らないといけないのですが、他の部屋を訪ねている様子はなく、我が家へ一直線にやって来て、チャイムを鳴らししばらくドアの前に立ったあと、またまっすぐ帰っていっているようです。
夜9時の恐怖
こういう状況が続くと、だんだん夜の9時が近づくのが怖くなってきて、チャイムが鳴るとビクッとするようになってきました。
さっさとインターホンで応対しろよと思うかもしれないですが、どういう意図があるのか分からない人間が、自分の家に何度も訪ねてきてドアの前に立っているという状況は正直かなり怖いです。
そのうち来なくなるだろうから、とにかく関わらずに来なくなるのを待とうと、このときは思っていたのです。
本当になにか我が家に用があるのであれば、メモか何かを残していきそうなものですしね。
「これあかんやつや」
そんな感じでモヤモヤした日々を過ごしていたのですが、不審者の最初の来訪から3週間ほどたったある日のこと。
この日も夜の9時頃チャイムが鳴り、ドアの前にはあの見知らぬ女性が立っていました。
とうとうインターホン越しに応対してみる
このとき、なぜかふと「いいかげん応答してみてなんの用なのか聞いてみよう」という気になりました。
ついにインターホン越しに応対してみることにしたのです。
このときの会話を再現してみます。
僕「はい・・・」
相手「・・・(少しの沈黙のあと)○○さんですか?」
僕「いいえ。(○○という名前にまったく心当たりはない)」
相手「あなたは誰ですか?」
僕「・・・(人の家訪ねてきてあなた誰って・・・)いや、あなたこそ誰ですか?なんの用ですか?」
相手「・・・(沈黙、なにも答えず)」
こんな感じで会話が成り立たなかったので、インターホンの受話器を置いて会話を終了します。
すると、即座にチャイムをまた鳴らしてきたので受話器を取ると、また、
「○○さんですか?」
「違います」
「あなた誰ですか?」
という同じやり取り。
こちらから質問するとまた黙ってしまうので受話器を置くと、またチャイムを鳴らしてきますがもう出ません。
すると今度はドアをドンドンと叩き出しました。
「これあかんやつや」
正直インターホンで応対するまでは、しつこい宗教の勧誘かなんかだろうと思っていました。
でも応対してみると、なんの意図があって我が家に何度も訪れているのかも分からない、話の通じない人だったのです。
どうしたらいいのか、頭が真っ白になります。
もしかしたら凶器とか持ってるんじゃないかという恐怖もこのときはありました。
この日、不審者はこのあともしばらくドアの前にいたようでしたが、そのうちいなくなっていました。
この状況に対してこのあとどうしたのか。
続きます。