酒粕の甘酒を砂糖なしで美味しく作る方法 ~ ダイエット効果抜群の酒粕甘酒を砂糖不使用でも甘く美味しく作れる裏技!

こんにちは!くまらぼです。

最近ダイエットのために食事に気を使っています。

そんな僕が最近注目しているのが「酒粕」。

酒粕といえば日本酒を絞ったあとの、いってみれば搾りかす。

スーパーにも売っていますが、あまり使いみちが分からない馴染みのない存在でした。

でも、そんな酒粕ですが、調べれば調べるほど身体にとってすごくいい効果があるのです。

 

酒粕を手軽に美味しく摂るのにいいのは、甘酒にして飲むこと。

でも酒粕を使った甘酒って、砂糖やハチミツを入れないと、甘くなくて美味しくないんですよね。

ダイエットのために飲んでいるのに砂糖をたっぷり入れないといけないのは、意味がないような気もします。

そこで、砂糖なしで酒粕の甘酒を作る方法を調べたところ、いい方法を発見しましたので紹介します。

砂糖なしでも、すごく甘くて美味しい酒粕甘酒を味わえますよ!



酒粕の嬉しい効果 ~ 健康にもダイエットにもGOOD!

酒粕とは、簡単に言うと日本酒を作るとき、もろみから日本酒を絞ったあとの搾りかす。

でも、搾りかすといっても米を発酵させた発酵食品なので、すごい健康効果があるのです。

食物繊維たっぷり!身体の脂を排出してくれる効果も!

酒粕は、お米を発酵させた発酵食品ですので、さまざまな身体に嬉しい成分が豊富に含まれています。

アミノ酸やビタミンBなどのミネラルもたっぷりですし、食物繊維や酵素も豊富に含まれています。

レジスタントプロテインに注目

なかでも特筆すべきなのが「レジスタントプロテイン」という物質。

レジスタントプロテインはタンパク質の一種ですが、食物繊維に似た特質をもっています。

もともとお米に含まれている成分ですが、発酵させることで成分が凝縮されていき、効果が高まっていきます。

このレジスタントプロテインのすごいところは、身体のなかの脂やコレステロールを排出してくれる効果があるところ。

レジスタントプロテインは消化されにくいので、小腸まで届きます。

小腸に行ったレジスタントプロテインは、小腸内のコレステロールや脂質を吸着して、そのまま便として排出してくれる効果があるので、余分なコレステロールや脂質が身体に吸収されないのです。

また、吸着したコレステロールや脂質により便に脂質が増えるので、便が排出しやすくなり、便秘解消にもつながるのです。

健康のためにはいい事ずくめですね!

酒粕を手軽に美味しく摂るには甘酒がいい

酒粕を食事のなかで取り入れるためには、粕漬けや粕汁などの料理もあります。

でも一番手軽なのは、酒粕を使った甘酒だと思います。

でも砂糖たっぷりの酒粕甘酒は本末転倒なのでは?

甘酒は大きく分けて2種類あります。

「酒粕」を使ったものと、「米麹」を使ったものですね。

米麹を使った甘酒は、米に含まれるデンプンの自然な甘みですが、酒粕を使った甘酒は、砂糖やハチミツなどを加えることで甘味をつけています。

ダイエットのために酒粕を摂りたいのですから、なるべく砂糖などは使いたくないもの。

酒粕甘酒のなかの砂糖で余分な糖分とカロリーを摂ってしまっては本末転倒ですからね。

そんなこんなで砂糖を使わないでも甘くて美味しい酒粕甘酒を作る方法を調べていたところ、すごくいい方法を発見しました。

 

参考にしたのはこちらのレシピです。

http://cookpad.com/recipe/3662873

 

僕もさっそく砂糖不使用の酒粕甘酒を作ってみました。

砂糖不使用なのにとっても甘い♪美味しい酒粕甘酒を作る方法

それでは早速、砂糖不使用の酒粕甘酒を作る方法を紹介していきます。

用意するのは2種類。

まずは普通の酒粕です。

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希釈タイプの米麹甘酒を使う!

砂糖なしでも甘い酒粕甘酒の秘密はこれ!

希釈タイプの米麹甘酒を使うということです。

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だいたいスーパーでも、酒粕の近くに売っていたりするんじゃないでしょうか。

僕が買ったこの米麹甘酒だと、1袋に対して350ccの水で希釈すると書いています。

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原材料も、米と米麹と食塩だけ、すごく健康的ですね。

砂糖不使用の酒粕甘酒を作る手順

まずは酒粕を用意します。

今回は酒粕100グラムを使いました。

 

すり鉢で酒粕をほぐそうとしてみたのですが、こんなことしなくても「味噌こし」を使って酒粕をお湯に溶かすのがてっとり早かったので、「味噌こし」を使うのがおすすめです。

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1.酒粕をお湯に溶かす

甘酒を作るには、酒粕50グラムあたり水200cc。

今回は酒粕100グラムなので、水は400cc使います。

鍋にお湯を沸かして、そこに酒粕を溶かしていきます。

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2.希釈タイプの米麹甘酒を入れる

酒粕がお湯に溶けたら、そこに希釈タイプの米麹甘酒を入れます。

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▲米麹甘酒を入れた状態。

3.水を足して味を調整する

希釈タイプの米麹甘酒を入れたら、弱火にかけながら水を足していき、味を調整します。

今回僕が使った米麹甘酒の場合は、1袋に対して350ccの水で希釈するものでした。

先ほど酒粕を溶かした400ccがすでにあるので、水の量には迷うところですが、普通に350ccの水を注いで大丈夫だと思います。

これでも相当甘味のある甘酒になりましたので、お好みで水の量は調整してみてください。

4.出来上がり!

これで完成。

酒粕と米麹のブレンド甘酒です。

砂糖などを使っていないのに、米麹の自然な甘味でとっても甘いです。

それに、酒粕と米麹のブレンドだからか、すごく濃厚になって美味しいです。

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温かいまま飲んでも美味しいですし、冷やして飲んでも美味しいですよ。

たくさん作っても、瓶などに入れて冷蔵庫で保存しておけば、数日間は保存できます。

 

以上、砂糖なしで美味しい酒粕甘酒を作る方法でした。

ぜひ試してみてくださいね!

 

おまけ

酒粕はネット通販だと、獺祭など珍しい銘柄の酒粕を買いやすいです。

スーパーで買う酒粕と比べて値段もそんなに変わりませんので、せっかくですから、自分の好きなお酒の酒粕を使うのも楽しいと思いますよ!