双子の卵をゲット!割ったら三つ子も(動画あり)双子の卵が産まれる確率やジンクスについても紹介

愛媛県の松山市に住む義理のお母さんから、「双子の卵」が送られてきました。

双子の卵とは、その名の通り、黄身が2つの卵のことです。

 

この双子の卵、直売所で生産者から直接買った物らしいのですが、なんと1パックすべて双子の卵なのです。

双子の卵は、普通の卵とは見た目からして違います。

この通り、比較画像じゃないので少し分かりにくいですが、双子の卵の大きさは、長さ9センチくらいあります。

 

普通の卵はLサイズでだいたい5~6センチメートル。

なので、双子の卵は1.5倍程度の大きさはありますね。

 

後ほど紹介しますが、双子の卵たちの中には、なんと三つ子も混ざっていましたよ。

 

今回双子の卵をもらったことをきっかけに、どうして双子の卵をあまり見ないのかということや、双子の卵にまつわる様々なジンクスについても知ることができましたので、紹介していきます。

双子の卵が珍しい理由は?双子の卵が生まれる確率

双子の卵って普段ほとんど見ることありませんよね。

スーパーで売っている卵に双子の卵が入っていることはめったにありません。

僕も今回初めて双子の卵というものを見ました。

 

では、双子の卵ってものすごく希少で珍しいものなのかというと、そうでもないみたいなんですね。

双子の卵は、正確には「二黄卵(におうらん)」といいます。

養鶏所でこの二黄卵が産まれる確率は、だいたい1%程度だそうです。

つまり100個の卵のうち1個は双子であるということですね。

 

そう考えると、ある程度の規模の養鶏所では結構な数の双子の卵が毎日産まれているはずなので、それほど珍しいものではなさそうです。

ではなぜ普段双子の卵を見ることが少ないのかというと、双子の卵は普通外見で分かるほど大きいですので、規格外の商品となり、一般消費者の目に触れることはほとんどなくなるのですね。

では、規格外となった双子の卵たちはどこへ行くのかというと、卵を大量に使う業務用のラインとして出荷されるそうです。

マヨネーズ工場とか製菓工場とかそういうところですね。たぶん。

 

ただ、一般的に珍しいものであることは間違いないので、「双子の卵」として希少価値をつけて直売所などで売るのは上手いやり方だなと思います。

 

ネット通販でも、「合格祈願」として双子の卵が売られていました。

 

 

卵1パック1,980円。いいお値段です。

 

ちなみに、双子の卵を産むのは、産卵を始めて間もない若い鶏だそうです。

若い鶏は、まだ排卵のリズムが安定していないんですね。

そのため、複数の卵黄が連続して排卵されるということが起こります。

そうすると、双子の卵が産まれるというわけなのです。

なんと!双子の卵を割ったら三つ子だった!

この双子の卵、珍しいものなので割るところを動画に撮ってみることにしました。

するとなんと、偶然動画を撮っているときに割った卵が三つ子(三黄卵)だったのです。

 

それがこちら。

 

今回もらった双子の卵1パックのなかで、三つ子はこの1個だけでした。

三つ子の卵は双子よりもはるかに珍しいもののようです。ラッキー。

 

二黄卵、三黄卵、四黄卵と、卵黄の数が増えるにしたがってだんだん珍しくなっていきます。

調べてみると、ギネスブックには9個の卵黄が入った 九黄卵というものが登録されているそうです。

すごいですね。

双子の卵は縁起が悪い?双子の卵にまつわるさまざまなジンクス

双子の卵は珍しいためか、双子の卵にまつわるさまざまなジンクスも存在します。

 

まずは、「双子の卵は幸運の象徴である」というもの。

希少性の高いものを手にすることができたからラッキー。

1個の卵に2つ卵黄が入っていたからラッキー、ということですね。

すごく単純でポジティブな理由です。

 

これ以外のジンクスは、わりとネガティブなものが多いようです。

 

まずは、「双子の卵は縁起が悪い」というもの。

この根拠はあまり分かりません。

珍しいものを手にした時、それを幸運と思うか、それとも不幸だと思うかという捉え方の違いですかね。

 

次に、「双子の卵が産まれるのは変な薬を使っているからではないか」というもの。

これもさきほど書いたように、一定の確率で双子の卵は産まれるものなので、人為的に作り出せるものではありません。

なので、安心して食べて大丈夫です。

 

その他に、「双子の卵は地震の前兆である」というものもありました。

阪神大震災や東日本大震災など大きな地震の直前に買った卵に、双子の卵が入っていたという噂があるそうなのです。

動物は地震を予知する能力があるとも言われているので、これはあながち否定できないかなとも思います。

ただこれが事実だとすると、鶏が地震を察知して双子の卵をたくさん産むようになる。

というよりは、

 

地震を察知して、緊張から卵を産まなくなる鶏が現れる。

卵の生産量が減るので、これまでは規格外としていた双子の卵も一般流通される。

地震の直前に一般消費者が双子の卵を見るようになる。

 

という流れのほうが自然かなと思いました。

 

まあどのジンクスも、「信じるか信じないかはあなた次第」というレベルの話です。

でも、双子の卵をきっかけにいろいろなことを知ることができました。

 

以上、双子の卵についての話でした。